智弁学園 日本航空・バデルナ攻略で逆転勝ち! 春夏連続の8強進出だ

[ 2021年8月25日 10:17 ]

第103回全国高校野球選手権 3回戦   智弁学園7-1日本航空 ( 2021年8月25日    甲子園 )

<日本航空・智弁学園>日本航空打線相手に力投する智弁学園・小畠(撮影・大森 寛明)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第12日は25日、甲子園球場で3回戦が行われ、2大会連続出場の智弁学園(奈良)が13年ぶり出場の日本航空(山梨)を7―1で下し、春夏連続の8強進出を決めた。

 智弁学園は1点を追う6回、5回までに92球を投じて疲れが出てきた日本航空のエース・バデルナに襲い掛かった。2本のヒットと四球で無死満塁のチャンスをつくると、4番・山下の併殺の間に三走・垪和(はが)が還って同点。続く5番・森田は三ゴロでチェンジ…と思われたが、送球がそれてセーフ。その間に三走・岡島が逆転のホームを踏んだ。

 その後、7回に垪和の左前適時打で加点すると、9回にも3番・前川の2試合連続となる2ランなどで大量4点を奪い、リードを6点に広げた。

 投げては先発・小畠が尻上がりに調子を上げた。初回に1点を奪われたものの、徐々にリズムを取り戻し、2回から7回までは無安打ピッチング。終わってみれば被安打3の1失点完投だった。

 チームは春夏連続、そして夏に限れば10年ぶりの8強。節目となる20回目の甲子園、その頂点がうっすらと見えてきた。

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