東海大相模　4番・柴田が先制V打、内角狙い打ち　決勝へ「一戦必勝」

第93回選抜高校野球大会第10日第1試合　準決勝   東海大相模2―0天理 （ 2021年3月31日    甲子園 ）

＜天理・東海大相模＞初回2死二塁、東海大相模・柴田が左前に先制適時打を放つ（撮影・成瀬　徹）　　
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　東海大相模（神奈川）の4番・柴田疾（はやて）が、2安打で勝利に貢献した。初回2死二塁から決勝打となる先制の左前打。「（同じ右打者で1番の）門馬への攻めを見て内角の直球を狙った。先制できて良かった」と喜んだ。

　昨秋の公式戦でチーム最多の4本塁打を放った右の長距離砲は、8回はもう少しで本塁打となる中堅フェンス直撃の二塁打。決勝へ向け「最善の準備をして一戦必勝で頑張りたい」と意気込んだ。

　《神奈川勢は11度目決勝進出》東海大相模の決勝進出は優勝した11年以来10年ぶり5度目、神奈川勢では11度目となった。神奈川県勢の大分県勢との対戦成績は春夏通じて3勝1敗。春は一度だけで19年に横浜が明豊に5―13で敗れている。なお、神奈川県勢は春通算80勝目。東海大相模はここまで4試合で1失点。1失点での優勝なら65年の岡山東商以来56年ぶり。金属バット導入後の75年以降では83年池田の2失点が最少失点での優勝となっている。