オリ打線、眠りから覚めた 中川圭の適時打で今季初先取点、そして今季ホーム初白星

[ 2021年4月1日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス7ー2ソフトバンク ( 2021年3月31日    京セラドーム大阪 )

<オ・ソ>今季初勝利のオリックス・増井と先制打の中川圭太はガッツポーズ(撮影・井垣 忠夫)
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 開幕から5試合目。中川圭がオリックスに今季初の先制点をもたらした。初回1死満塁から左翼フェンス最上部直撃の二塁打。チームとして適時打は27日の西武戦で3回に伏見が二塁打して以来、実に25イニングぶりだった。同戦以来2度目の先発で、今季初5番として重苦しい空気を消し去り、打線に点火した。

 「球種は張ってなかったのですが、甘い球来たら全部いってやろうぐらいの気持ちで打席に入りました」

 2死満塁からは今季初スタメンの大城が走者一掃の中越え二塁打。紅林も右中間適時二塁打で続き、一挙6得点だ。打線変更が大当たりした中嶋監督は「打ったのもすごいが、四球というか選球眼的に打ちたいところを我慢したのも大きい」と3四球が絡んだ打者一巡攻撃にうなずいた。

 本拠地初勝利もつかみ、「打撃コーチに“たまには、はよ点を取れよ”とハッパをかけていたので」と口も滑らか。1日は中5日で山本が先発。「まず(勝率)5割に戻したい」と逆襲を見据えた。(田中 貴久)

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2021年4月1日のニュース