オリックス・山本 2安打13K完封で今季初勝利!8回まで毎回三振奪う圧巻の投球

[ 2021年4月1日 20:50 ]

パ・リーグ   オリックス2ー0ソフトバンク ( 2021年4月1日    京セラD )

力投するオリックスの先発・山本(撮影・後藤 大輝)
Photo By スポニチ

 オリックスは先発の山本が9回121球を投げて、13奪三振2安打無失点の圧巻の投球。今季初勝利を、19年6月28日西武戦以来となる自身2度目の完封勝利で飾った。背番号18が、チームの2連勝、そして、14年以来7年ぶりに本拠地開幕カード勝ち越しに導いた。

 山本は、7回4失点で敗戦投手となった開幕戦から中5日で今季2度目の登板。この日の最速156キロ直球に、高速カットボールにフォーク、カーブなども織り交ぜて、13奪三振の快投で、ソフトバンク打線を圧倒した。

 初回は柳田から空振り三振を奪うなどわずか7球で抑えると、その後は3回まで無安打投球を披露。4回、5回と1本ずつ安打を許したが、6回以降は無四球無安打のパーフェクトな投球でソフトバンク打線を抑えた。圧巻は7回。先頭のグラシアルを外角スライダー、続く中村には外角カットボールで空振り三振。最後は明石を外角151キロ直球でバットを凍らせて3者連続三振に斬った。8回まで毎回三振を奪うと、9回は先頭の長谷川は遊ゴロ、今宮は中飛、柳田を遊ゴロで打ち取り試合を締めくくった。

 打線は初回から太田、佐野に連打で無死一、三塁のチャンスを作ると続く吉田正の右前適時打で先制に成功。8回に2死一、二塁で伏見の中前適時打で貴重な追加点を奪った。

続きを表示

2021年4月1日のニュース