打線低調な中日は1787日ぶりの単独首位逃す 与田監督「次の対戦でしっかり打ち崩していかないと」

[ 2021年4月1日 21:24 ]

セ・リーグ   中日1ー3巨人 ( 2021年4月1日    バンテリンドームナゴヤ )

<中・巨>巨人に敗れ、うつむきながら引き揚げる中日・与田監督(撮影・椎名 航)
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 中日は打線が低調で、本拠地では今季初黒星。首位・広島が敗れたため、勝てば16年5月10日以来、1787日ぶりに単独首位に立つチャンスを逃してしまった。

 4安打に封じられた相手先発・高橋について、与田監督は「大事なところでカウントを取ってくる。粘り強いピッチングをされた」と振り返り、野手陣に「負ける時はこういうもの。次の対戦でしっかりと打ち崩していかないと」と次戦での発奮を求めた。

 先発・松葉は5回まで無失点と好投も1―0の6回、先頭・ウィーラーの二塁打を機に逆転を許し、6回途中3失点で初黒星。それでも指揮官は「できは良かった。テンポ良く投げてくれた」と評価。その上で「変化球で腕が振れなくなってきたところでウィーラーにしっかり仕留められた。次への課題」とレベルアップも求めた。

 昨季の最長登板が7回で中盤につかまる傾向が強かった左腕に、「スタミナもそうだが、3巡目に入ると相手も色々となれてくる。そこをどう交わせるか」とより長いイニングを投げるための課題も提示した。

 2カード6試合を終えて、開幕ローテーションの先発6投手ともに白星がつかめなかったものの、「ゲームの流れもある。先発の勝ちがどうこうでなく、まずチームの勝ちということ」と与田監督。一戦必勝で2日からは阪神との3連戦に挑む。

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2021年4月1日のニュース