楽天が16失点の大敗 10失点KOの先発・滝中に石井監督は「野手と中継ぎに失礼」と苦言

[ 2021年4月1日 17:51 ]

パ・リーグ   ロッテ16―5楽天 ( 2021年4月1日    ZOZOマリン )

<ロ・楽>2回途中、降板する滝中(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 楽天が今季ワーストの16失点の大敗を喫し、チームの連勝は3でストップした。白星で新年度をスタートさせたかったが、先発の2年目右腕・滝中が誤算だった。初回にマーティンに先制ソロを被弾すると、2回にはレアードの左越え2ランを含む6本の長短打を浴びて大炎上。1回2/3を10失点でKOされた。

 安定して試合をつくる能力を評価して開幕ローテーションに抜擢した石井監督は「先発でしっかり調整する期間を与えているので、最低限の踏ん張りを見せてほしい。後ろで守っている野手にもブルペンで毎日待機してくれる投手にも、先発としてあの回(2回)をしっかり投げきれなかったのは失礼」と苦言を呈した。

 2回途中から登板した2番手・菅原も2安打6四死球で4失点と精彩を欠き、試合序盤で試合が決まってしまった。「菅原も含めて四球があんなに出て、ヒットもあんなに打たれると、こういう展開になってしまう」と指揮官。打線は9安打で5点を奪っているだけに、投手陣に奮起を求めた。

続きを表示

この記事のフォト

2021年4月1日のニュース