高校のチームメート3人がメジャーの開幕戦で登板 10億分の1の確率?

[ 2021年4月1日 10:47 ]

開幕戦に先発する高校の元チームメートのフリード、ジオリト、フラハティー(左から=AP)
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 大リーグの2021年シーズンは1日(日本時間2日)に開幕するが、同じ高校の元チームメート3人が異なる球団でいずれも開幕投手を務めることになった。

 昨年にノーヒッターを記録しているホワイトソックスのルーカス・ジオリト(26)は大谷翔平(26)が所属するエンゼルス戦(カリフォルニア州アナハイム)、昨季7勝0敗のブレーブスのマックス・フリード(27)はフィリーズ戦(ペンシルベニア州フィラデルフィア)、通算23勝を挙げているカージナルスのジャック・フラハティー(25)はレッズ戦(オハイオ州シンシナティ)で開幕投手を務めるが、3人はロサンゼルスのハーバード・ウエストレイク高校(ハーバード大とは無関係)の出身で、いずれも現在ホワイトソックスで投手コーチを務めるイーサン・カッツ氏(37)の指導を受けていたチームメートだった。

 統計学の専門家、コロンビア大のジェームズ・E・コーター教授によれば、高校のチームメートがメジャー開幕戦で先発を務める確率は10億分の1以下。一定レベルに達した野球チームを持つ高校に絞っても10万の1の確率で、AP通信によれば2年生のフラハティーと4年生のフリードとジオリトがいた2012年シーズン、ハーバード・ウエストレイク高校は24勝5敗1分けだった。

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