エープリルフールちゃうで 由伸の力投で、オリの本拠地開幕カード連続負け越しが6で止まった

[ 2021年4月1日 20:48 ]

パ・リーグ   オリックス2ー0ソフトバンク ( 2021年4月1日    京セラドーム大阪 )

<オ・ソ>7回、3者連続三振を奪い、雄叫びをあげるオリックス・山本(撮影・後藤 正志)
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 オリックスが、4月1日のソフトバンク戦に2ー0で勝ち、このカード2勝1敗で勝ち越し。2015年から続いた本拠地開幕カードの連続負け越しが「6」で止まった。

 ヒーローは間違いなく、先発の山本だった。開幕戦以来となる中5日のマウンド。ストレートも変化球も、球威、キレともに抜群で、ソフトバンク打線に快音を許さない。4回2死からグラシアルに中前打を打たれるまで無安打ピッチ。7回には3者連続三振を奪い、雄たけびを上げた。

 終わってみれば、19年6月28日の西武戦以来、自身2度目となる完封勝利で今季初白星。この日の最速156キロ直球に、高速カットボール、フォーク、カーブなども織り交ぜて、13奪三振の快投で、ソフトバンク打線を圧倒した。

 オリックスは3月30日の同戦で敗れ、ホーム開幕戦は2015年から7連敗。過去に近鉄(56~64年)の9連敗があるものの、現パ・リーグ球団では最長記録を更新したばかりだった。さらに26日の西武戦で敗れ、開幕戦の10年連続敗戦のパ・リーグ記録を更新。28日の同戦も敗れ、10年連続での開幕カード負け越しも決定していた。この日敗れれば、開幕にまつわるワースト記録「4冠」になる危機を、エースが圧倒的な投球で防いだ。

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