パドレス開幕投手のダルビッシュ　入念前日調整「勝つために出来ることを準備したい」

[ 2021年4月1日 06:49 ]

　パドレスのダルビッシュ有投手（34）は31日（日本時間1日）、自身2度目の開幕投手を務めるダイヤモンドバックスとの開幕戦を翌日に控え、本拠地ペトコパークで練習を行った。

　投手陣の全体練習を前にフィールドに現れたダルビッシュは左中間後方にあるブルペンへと向かった。メジャー公式球を手にマウンドの傾斜を使いながらシャドーピッチングでフォームを確認。その後はキャッチボールも入念に行い、開幕前日の調整を終えた。

　練習後オンライン会見に応じたダルビッシュの主な一問一答は以下の通り。

　――サンディエゴに戻って。
　「家も球場も街もそうですけど、最高の環境なので本当にここでプレーしてもいいのかなという気はします」

　――24時間後の投球は。
　「それを言われるとプレッシャーになるのであまり言わないで欲しいんですけど（笑）、ちゃんと自分が勝つために出来ることというのをちゃんと準備をしっかりしてマウンドに立ちたいと思います」

　――サンディエゴの街は。
　「本当にいつかサンディエゴで、レンジャーズにいる時ですけど、いつかサンディエゴでちょっとだけでもプレーしたいなと思っていたことがあったので、神様が自分のキャリアの最後にご褒美としてくれたのかなと思うとちょっと感慨深いものがありますね」

　――ダイヤモンドバックスの印象は。
　「いいバッターはもちろんたくさんいますし、よく走ってくるということなので。そういうところをもう1回ちゃんと今からミ?ディングしますけど、見ていきたいなと思います」

　――他地区との対戦は2年ぶり。アドバンテージになるか。
　「ダイヤモンドバックスは僕が良くなってから対戦していないと思うので、確かに僕の球の質は変わっているので割とそうだと思いますけど、でも向こうも対策とかデータもたくさんあるので、何とも言えないかなと思います」