東海大相模・門馬監督&次男・功 センバツ初の父子鷹V、門馬監督「粘り勝ち」

[ 2021年4月1日 14:45 ]

第93回選抜高校野球大会最終日 決勝   東海大相模―明豊 ( 2021年4月1日    甲子園 )

<東海大相模・明豊>初回、東海大相模・小島のスクイズで生還した門馬(右)を迎える門馬監督(撮影・坂田 高浩)
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 第93回選抜高校野球大会最終日は1日、兵庫県西宮市の甲子園球場で決勝が行われ、東海大相模(神奈川)が明豊(大分)にサヨナラ勝ちし、2011年以来10年ぶり3度目の優勝を飾った。

 門馬敬治監督(51)は試合後「粘り勝ち。最後の最後までしぶとく執念を持って戦った小島の一打がこのチームのすべてを物語っていると思います」と話した。門馬監督と次男・功外野手(3年)はセンバツ初の“父子鷹V”を達成した。これまで甲子園で父が監督、息子が選手のチームで優勝したのは1949年夏の湘南(神奈川、佐々木久男監督・信也父子)と2013年夏の前橋育英(群馬、荒井直樹監督、海斗父子)で、センバツ史上初の偉業となった。東海大相模では、原貢監督と辰徳(現プロ野球・巨人監督)父子が春1度、夏3度の甲子園出場で最高成績は75年春の準優勝。

 功は、決勝までの5試合すべてに1番・左翼でフル出場し、計21打数9安打、打率・429と活躍。主将の大塚瑠晏内野手(3年)が急性胃腸炎で戦列を離れた準々決勝の福岡大大濠(福岡)戦以降、代理主将としてもチームをけん引した。

 また、門馬監督は歴代4位タイの春夏通算4度目の優勝となり、史上17人目、歴代15位タイのの春夏通算30勝目となった。

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