巨人・高橋 新背番「47」に恥じない投球見せた! 梶谷落球で失点の不運にも負けず7回1失点

[ 2021年4月1日 20:34 ]

セ・リーグ   巨人ー中日 ( 2021年4月1日    バンテリンD )

<中・巨>力投する巨人の先発・高橋(撮影・木村 揚輔)
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 巨人は3年目左腕の高橋優貴投手(24)が1日の中日戦(バンテリンドームナゴヤ)で今季初先発し7回1失点だった。

 高橋は昨季の背番号「26」から、かつて工藤公康(現ソフトバンク監督)、山口鉄也(2軍投手コーチ)らが背負った「47」で臨んだ今季初のマウンド。初回を10球で3者凡退。2回には1死から四球と安打で一、三塁のピンチも落ち着いて後続を断った。

 しかし、3回2死一、三塁の場面で4番・ビシエドを高めの直球で詰まらせた。だが、深く守っていた右翼手の梶谷が猛ダッシュで打球に追いつくもグラブの土手に当ててしまい落球。高橋にとっては不運の失点となった。それでも気を持ち直して最少失点で抑えた。

 4、5回と走者を出すものの高橋は粘りの投球で無失点に抑え、味方打線の援護を待った。その高橋の好投に打線が応えたのは6回。無死一、二塁から4番の岡本和が右中間を破る2点二塁打を放つなど3点を奪い逆転した。

 逆転直後の6回。高橋は2死一塁の場面で8番・根尾に投じた1球目の後に左手親指を気にする素振りを見せた。一旦ベンチに下がり治療を受けるアクシデントも、マウンドに戻ってきた高橋は根尾を空振り三振に仕留めた。7回もマウンドに上がり3者凡退に抑えて、中継ぎ陣に後を託した。

 高橋は7回114球を投げて4安打1失点の好投で勝利投手の権利を持って降板した。

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