由伸が凄すぎて…ソフトバンク攻撃は47分間だけ 工藤監督「山本くんをほめるしかしょうがない」

[ 2021年4月1日 22:49 ]

パ・リーグ   ソフトバンク0―2オリックス ( 2021年4月1日    京セラドーム大阪 )

<オ・ソ>8回無死、栗原は見逃し三振に倒れ天を仰ぐ (撮影・後藤 大輝)
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 試合時間2時間46分のうち、ソフトバンクの打者30人による攻撃の時間は、47分間だけだった。1日のオリックス戦でエース山本の前に安打は4回2死のグラシアルの中前打と5回2死の松田の二塁内野安打だけ。二塁すら踏めず、スタメン全員となる13三振を許して完封負けを喫した。

 「いい投球されましたね…。なかなか打てない。低めの制球がいいと、ギリギリのところを打つしかないし、芯でとらえることができず。相手をほめるのは良くないが、今日は山本くんをほめるしかしょうがないですね」

 工藤監督は、開き直るしかなかった。午後6時1分に試合開始。初回の攻めは2分間で終わり、相手の攻撃で先発武田は試合開始7分後、7球で失点を許した。6球で片付けられた6回は3分間。3者連続の三振を喫した7回は、4分間で料理された。最長でもグラシアルに初安打を許した4回の9分間。攻守の交代が、やたらと早かった。

 「中5日で(山本が)あれだけいいとは! そうそうは打てません! 次に生かすための反省は大事。シーズンは長い、とにかく長いので」。指揮官は、2日からの西武3連戦を前に、ひたすら切り替えを強調していた。

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