日本ハム・ドラ1伊藤　両親見守る中でプロ初登板、父・清光さん「お疲れさん、頑張ったね」

パ・リーグ   日本ハム1―1西武 （ 2021年3月31日    札幌D ）

＜日・西＞力投する先発の伊藤（撮影・高橋　茂夫）
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　日本ハム・伊藤の家族が地元の北海道鹿部町から応援に駆けつけ、スタンドで初登板を見守った。父・清光さん（51）は「お疲れさん、頑張ったねと言いたい」とねぎらった。

　6回1失点。悔やむべき1球に「結果的には1点取られて、1点が重くなってしまった。新人（投手）には厳しいかもしれないが、ゼロに抑えてくれたらドキドキしないでいいんですけど。ちょっと厳し過ぎますかね」。清光さんは、そう言って笑った。

　初登板初勝利は逃したが、伊藤らしさの詰まった投球。また次がある。母・正美さん（51）は「まだまだ課題がいっぱいですが一段ずつ。最初からうまくいかないと思います。厳しいですかね」。父も、母も、信じているからこそあえて“厳しい”言葉で初勝利を願った。