巨人・高橋「しっかり粘り切ることができた」 左手親指負傷も「次の登板もしっかり投げられる」

[ 2021年4月1日 21:15 ]

セ・リーグ   巨人3ー1中日 ( 2021年4月1日    バンテリンD )

<中・巨>ヒーローインタビューを終え、観客に手を振る高橋(撮影・木村 揚輔)
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 巨人は3年目左腕の高橋優貴投手(24)が1日の中日戦(バンテリンドームナゴヤ)で今季初先発し7回1失点の好投で今季初勝利を飾った。

 高橋は3回2死一、三塁の場面で右翼手・梶谷の落球で失点したものの最少失点で切り抜け、7回1失点で白星を手にした。高橋は「1点取られた後、しっかり粘り切ることができたのでこういう結果に結びついたかなと思います」と胸を張った。

 また「オープン戦で一回ファームの方に落ちてしまって、でもめげずに開幕ローテーションというのは、ずっと心の中に置いて練習できたので、こうやって6戦目にマウンドに立たせてもらって投球をできたのは良かったかなと思います」と今季初登板初先発を振り返った。

 0-1の6回に味方打線が3点を奪い逆転。直後の6回に高橋は2死一塁の場面で8番・根尾に投じた1球目の後に左手親指を気にする素振りを見せた。一旦ベンチに下がり治療を受けるアクシデントがあったが「次の登板もしっかり投げられると思います」と軽傷を強調した。

 今季は初登板で1勝目を挙げ、幸先の良いスタートとなった高橋は「去年ケガをして不甲斐ないシーズンを送ってしまったので、今年こそはと思って、色んな投手に負けずに一年間優勝を目指して頑張っていきます」と意気込みを語った。

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2021年4月1日のニュース