つば九郎「#ぴんちはちゃんす。」 コロナ禍には触れず、短い言葉に思い込める 「ぜあ!」と気合も

[ 2021年4月1日 15:00 ]

ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」
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 開幕直後にコロナ禍に見舞われたヤクルトの球団マスコット「つば九郎」が1日、自身のブログを更新。「#ぴんちはちゃんす。」の一言に思いを込めた。

 ヤクルトは3月31日、西田明央捕手(28)と球団スタッフの20代男性がPCR検査で陽性判定を受けたと発表。2人の濃厚接触者の可能性があるアルバート・スアレス投手(31)、山野太一投手(22)、内川聖一内野手(38)、西浦直亨内野手(29)、山田哲人内野手(28)、青木宣親外野手(39)の6選手とスタッフ1人を自宅待機としたことを併せて発表し、いずれも前日30日のDeNA戦(横浜)に先発出場していた西田、スアレス、内川、西浦、山田、青木の主力6選手を「特例2021の対象選手」として登録抹消した。その後、所轄保健所により青木と内川が濃厚接触者にあたると特定。2人は4月13日までの自宅隔離が決まった。スアレス、山野、山田、西浦、球団スタッフの5人は濃厚接触者に該当しないと判断され、1日からチームに合流する。

 緊急事態発生から一夜明けた1日、「おたのしみください。」のタイトルでブログを更新したつば九郎は「おは。しんにゅうせいのみなさん、しんしゃかいじんのみなさん、あたらしくすたーとをきるみなさん、おめでとうございます。いつもえみふる、まいにちたのしくすごしましょう!」と新入生、新社会人などにエールを送りつつ、いつも通りのほのぼのムードでスタート。その後も通常モードでブログを書き終え、決まり文句の締め言葉「みんなえみふる。」の後に「#ぴんちはちゃんす。」と付け加えた。

 その後、再度更新したブログでは「こんやのせんぱつは~どら2のやまのくん」とドラフト2位ルーキーの山野太一投手(22=東北福祉大)について触れ「はつせんぱつ、はつしょうり、1ぱつつも、どら2で~はねまんだ~!やまのくんのために~ち~むのみんなやるよ~!ふぁんのみなさんも~どんなときもおうえんよろしくです!!」とプロ初登板初先発で初勝利を目指す山野への応援を要請。そして、3月26日に最終回を迎えたTBSドラマ「俺の家の話」で主演の長瀬智也(42)が演じた覆面レスラー「スーパー世阿弥マシン」のキーホルダー写真を掲載して「ぜあ!」と決め台詞。「みんなえみふる。」「#ぴんちはちゃんす。」と締めくくり、ここでも最後までコロナ禍に直接触れる言葉はなかった。

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2021年4月1日のニュース