水口東 46年目で初の夏決勝 竹嶋が6安打完封「100点です」

[ 2020年8月14日 05:30 ]

滋賀大会準決勝   水口東2―0綾羽 ( 2020年8月13日    皇子山 )

滋賀県大会準決勝<綾羽・水口東>9回完封の投球を見せた水口東先発の竹嶋(撮影・河野 光希)
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 一歩ずつ、しかし確実に、伝統に新たな足跡を刻んでいる。

 水口東が開校46年目にして、夏の大会では初の決勝進出。この日もロースコアの厳しい試合をものにし、初めて臨む決勝へと弾みをつけた。

 打線は1回に3安打で先制。その後はこう着状態が続いたが、1―0の6回1死三塁で4番・福井圭(3年)が意表を突くスクイズで貴重な追加点をもぎ取り、少ないチャンスを確実に得点へつなげた。

 投げては背番号10の竹嶋大星(たいせい=3年)が6安打8奪三振で完封。「上出来。100点です」とほおを紅潮させた。村田潤平監督にも「バッテリーがしっかりやってくれたことに尽きる」と称賛されたが、最後は「浮かれていると足もとをすくわれる。決勝も謙虚にいきたい」と表情を引き締めた。

 帽子のつばの裏には四字熟語が刻まれている。9日の準々決勝(彦根東戦)のあと、それぞれに合った四字熟語をマネジャーが手書きした。この日力投した竹嶋は「一意専心」、主将の福井は「無我夢中」。帽子の言葉を胸にも刻み、グラウンドで戦った。

 全部員が地元の甲賀市と日野町出身。3年前に4強入りしたのを見て「ここで野球がしたい」と入ってきた新入生が3年生になり、最後の夏に4強の壁を破った。

 決勝では夏の滋賀県大会2連覇中の近江と対戦する。3年前、準決勝で敗れた相手はくしくも近江。公立の希望の星であり、地元の星でもある。難敵に真っ向から挑み、3年前の雪辱を果たす。

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