楽天・浅村 打点王、1日で日本ハムの中田抜き返した!4番「意識して」2適時打

[ 2020年8月14日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天7―4西武 ( 2020年8月13日    メットライフD )

<西・楽>初回、先制の適時二塁打を放つ浅村(撮影・尾崎 有希)
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 余計なことは考えない。「来た球を打つ」。楽天・浅村は極めてシンプルな考えで打席に入った。初対戦の下手投げの与座であってもだ。初回2死一塁。低めの直球を捉えた打球は中堅へ。中堅手が目測を誤るほど勢いのあるライナーが先制の適時二塁打になった。

 3回にも1死三塁でバットを折られながら内角球を左前に運び、2打席連続で打点をマーク。「4番を打たせてもらっている以上、普通にヒットを打つよりも1点を取ることを意識している」。9回には左中間二塁打で、7月19日の西武戦以来となる猛打賞でチームを3連勝に導いた。

 自分の役割はチームを勝たせること。浅村は「一日一善」ならぬ「一日一打点」の精神で試合に臨んでいる。「数字はあまり意識しない」と言うが、打撃部門で最も手に入れたいタイトルは、西武時代の13、18年に獲得した打点王だ。現在、リーグトップの52打点。母校・大阪桐蔭の1学年先輩の日本ハム・中田が51打点で追っている。12日に中田が6打点をマークしてトップを譲ったが、わずか1日でキングに返り咲いた。

 届けたい思いがある。母校が甲子園交流試合の最終日となる17日に東海大相模(神奈川)と対戦する。浅村は08年、高3夏の甲子園で全国制覇を経験している。いつもの夏ではないからこそ、聖地での試合に臨む後輩たちに「悔いがないように、ゲームセットまで楽しんでもらいたい」とエールを送る。

 「高校生から“こういう選手になりたい”と目指してもらえるような選手に、自分もなりたい」。球児のモチベーションを上げる存在であり続けるためにも、チャンスで打ちまくる。 (重光 晋太郎)

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