浦和実・豆田 初登板で最速142キロ「球の勢いは良かったけど制球は良くなかった」

[ 2020年8月14日 05:30 ]

埼玉大会・2回戦   浦和実14―0南稜 ( 2020年8月13日    市営浦和 )

2回無失点の浦和実・豆田
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 最速146キロ右腕がベールを脱いだ。浦和実の豆田泰志(3年)が5回から今夏公式戦初登板し、2回1安打無失点、3奪三振。最速142キロで内角は手を出させず、高めは当てさせなかった。上々の内容にも満足することなく「球の勢いは良かったけど制球は良くなかった。高めに浮くのが多かった」と冷静に振り返った。

 視察したヤクルトの中西親志スカウトG次長は「ライアン(小川)みたい。真っすぐの質が良く、将来性を感じさせる」と自軍のエースを引き合いに素質を評価する。プロ志望の右腕は今大会で大台の150キロが目標。「真っすぐの伸びをアピールしたい。勝ち進んでメットライフ(ドーム)で投げられたら」。エースが4強に導く。(岡村 幸治)

 ◆豆田 泰志(まめだ・たいし)2003年(平15)1月15日生まれ、埼玉県越谷市出身の17歳。小学1年で袋山ビクトリーに入り野球を始め、千間台中3年時から本格的に投手を始める。球種は直球、スライダー、カーブ、ツーシーム、フォーク。1メートル73、80キロ。右投げ右打ち。

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2020年8月14日のニュース