花咲徳栄 甲子園交流試合からUターン オール3年生で集大成Vを!5回コールド発進

[ 2020年8月14日 05:30 ]

埼玉大会・2回戦   花咲徳栄4―1春日部工 ( 2020年8月13日    越谷市民 )

<花咲徳栄・春日部工>2回2死、花咲徳栄・井上は左二塁打を放つ(撮影・沢田 明徳)
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 3年生の、3年生による、3年生のための夏が始まった。10日に甲子園交流試合の開幕・大分商戦に勝利した花咲徳栄が埼玉県の代替大会初戦に登場。異例の日程で異例の勝利を飾った。1番で1安打1打点のプロ注目の井上朋也主将は「3年生だけで独自大会はやるので。少し疲れはあったが無事に勝てて良かった」と語った。

 3回までに4得点で主導権を握り6回に雷雨による2時間の中断を経て5回コールド。通常はノーゲームとなるが、今大会はコロナ特例で7回制のため5回で試合が成立した。実力主義で勝利を目指した甲子園での一戦から一転、3年生8人が新たにベンチに入った。チームは聖地での激闘を終えた10日の午後9時30分に学校へ戻ると翌11日から再始動。岩井隆監督は3年生51人を集め「3年生だけの戦いをやる」と伝えた。客席で応援したのも女子マネジャー6人を含め3年生だけ。1、2年生は学校に残り霞ケ浦と練習試合を行っていた。

 岩井監督は「この大会で、また上でもチームスポーツをやりたい、と思う子が出てほしい」と期待する。記録は残らないが6回は7人の控えを起用。14日の春日部共栄戦以降も再びベンチ入りを入れ替え他の3年生にチャンスを与える。何より勝ち続けることこそが、一人でも多い起用につながる。コロナ禍で生まれた大会ならではのスタイルで、一日でも長い夏を目指す。(後藤 茂樹)

 ◆井上 朋也(いのうえ・ともや)2003年(平15)1月28日生まれ、大阪府四條畷市出身の17歳。小2から野球を始め、四條畷中時代は生駒ボーイズに所属。花咲徳栄では入部直後からレギュラー。小学校で6年間習っていた空手は黒帯の実力。1メートル81、88キロ。右投げ右打ち。

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