マウンドで舞い続けるソフトバンク“二枚目右腕”板東 「鷹の役者」への飛躍期待

[ 2020年8月14日 09:00 ]

ソフトバンクの板東湧梧
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 杜の都にて3日間で2度、お立ち台に立った本格派の二枚目右腕を「板東球三郎」かよ、と思った。ソフトバンクの2年目・板東湧梧投手(24)のことだ。6日の楽天戦で3回1安打無失点でプロ初勝利。9日には4回2安打無失点で、ともに2番手登板で2連勝である。「まとめて実家に贈ります」と2個の勝利球の送付先は、故郷の徳島県に住む母親に宛てられた。

 流し目を披露後に1メートル81、78キロの細身ボディーをねじるトルネード投法で今夏ブレーク中。球の質を強めるためにコロナ禍の自粛期間中の4、5月にかけて新フォームを完成させた。「寄せて返す、上から引いておいて投げ落とす感じです」。イメージは海の“波”らしい。鳴門高出身。「鳴門の渦潮か?」と聞くと即、苦笑とともに否定されたが、荒波でおなじみの鳴門海峡ぐらいか。ここまで“渦潮トルネード”と表現している。

 鳴門高での甲子園出場時。アルプスには“バンドーガールズ”まで登場したと関西の担当記者から聞かされた。気になったのが過去モテモテエピソード。バレンタインチョコレートの最高ゲット数の規模は段ボールか、トラックか。鳴門市内のスイーツ店のチョコがなくなったのかなど期待したが「そんなに、もらってませんよ。(宮崎)キャンプ中か、幼稚園のときかなー」と謙そんする。ただ、確かに笑顔は甘い。

 板東の勝ち試合で、いずれも先発したのが6年目の笠谷。こちらも洋風紳士風の美肌男子だが「球界No.1ですよ」と板東の端正なマスクを推す。ただ、もうイケメンは書き飽きたし分かった。面(ツラ)で野球はしない。

 本人も、立ち回り認識のもとマウンドで、堂々と舞い続けている。「とにかくリーグ優勝に貢献したい。中継ぎ、ロング、何かしら役割はある。役に立ちたいんです」。これから、さらに、いい鷹の役者になってほしい。(記者コラム・井上 満夫)

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