阪神・球児 再離脱にも不屈 投球再開、復帰時期未定に「どんな時も最善の努力を」

[ 2020年8月14日 05:30 ]

右上肢のコンディション不良で登録抹消された藤川(8月11日に撮影)
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 阪神・藤川球児投手(40)が13日、「右上肢のコンディション不良」のため出場選手登録を抹消された。右肩のコンディション不良で登録を外れた7月中旬に続く再離脱。球団を通じた談話に無念さをにじませた。

 「自分自身残念ですが、再びコンディション不良で投球することが難しい状態になってしまいました。投球再開まで必要な期間は、はっきりとは答えられませんが、どんな時も最善の努力をしていきます」

 苦しい胸の内と同時に現時点では投球再開の時期が未定であることも明かした。「上肢」には肩関節から指先までの広い範囲が含まれる。前日12日のDeNA戦前の練習では開始直後からブルペンにこもってグラウンドには姿を見せず、屋外ではノースロー調整。ベンチ入りした試合でも登板はなかった。

 「右肩」のコンディション不良が原因だった前回は最短に近い11日間の調整で7月23日に戦列復帰。開幕当初の抑えではなく、中継ぎ陣の一人として4試合連続無失点に抑えるなど一度は復調の兆しをみせていた。

 8日の広島戦で3敗目を喫し、11日のDeNA戦を含めて直近は2試合連続で失点。前回の離脱前を含めて11試合で1勝3敗2セーブ、1ホールド、防御率7・20だった。球速は140キロ後半を計測する一方、成績上は本来の姿が影を潜め、今回は時間をかけて再調整するとみられる。

 日米通算250セーブまで残り5。偉業達成へ向かう抑え復帰は遠のいた。同一シーズンで2度の登録外は16年以来。猛虎に必要不可欠な大ベテランの復帰が待たれる。 (山本 浩之)

 《同一シーズン2度の抹消は自身3度目》藤川(神)が1軍に定着した05年以降、同一シーズン2度の出場選手登録抹消は12年、16年に次いで3度目。抹消理由は、12年が右大腿骨骨挫傷(6月20日)と右内転筋痛(9月18日)。先発を担った16年は2度とも再調整だった。

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