巨人・亀井 代打でサヨナラ打!10度目劇打 勝負強さを原監督表現「亀井慎之助」

[ 2020年8月14日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人4―3ヤクルト ( 2020年8月13日    東京D )

<巨・ヤ>9回2死一、三塁、中前にサヨナラ打を放つ代打・亀井(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 恩師に最高の手向けを贈った。代打・亀井の打球が詰まりながらも中前で弾む。「“センター捕らないでくれ”と思った」。10度目のサヨナラ打。一塁ベースにナインが笑顔で駆け寄ってきた。

 「1球で仕留める気持ちでいった。(自身の)試合時間は3秒だったけれど何とか仕留められて良かった」

 同点の9回2死一、三塁。代わったばかりのマクガフの初球、内角高めの150キロ直球を捉えた。代打の鉄則である好球必打を実行した。今季は代打で9打数4安打、打率・444。その勝負強さから、原監督に中大の先輩でもある阿部2軍監督の名前と合わせ「亀井慎之助」と表現された38歳が今季初のサヨナラ勝ちに導いた。

 この日は中大時代に総監督を務め、7日に肺がんのため死去した宮井勝成氏(享年94)の告別式だった。プロ入り後もずっと励ましの言葉をくれた恩師。参列はできなかったが「最近まで僕の体を心配してくれていた。本当に頑張らなきゃなと。とにかく打撃のことばかり言われていた。最後にいいところを見せられて良かった」と勇姿を届けた。

 くしくもこの日は2軍と母校の中大が対戦し中大が大勝。「複雑やけど、中央がそれだけ強くなったのかと思うし、うれしくは思う」。大学4年時に主将として東都の秋季リーグ25年ぶりの1部優勝に貢献した男は、今の巨人にとっても欠かせぬ存在だ。

 脚の状態が万全ではないため、2日から代打の切り札としてベンチ待機が続く。「余計打たなきゃいけない。」。喜ばせる一打を天国に何度でも届ける。(青森 正宣)

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年8月14日のニュース