広島・森下 虎狩り望むところ「次は0点に抑える気持ち」 再戦の藤浪も返り討ちだ

[ 2020年8月14日 05:30 ]

<広島練習>阪神戦に向け練習する森下 (撮影・奥 調)
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 広島・森下暢仁投手(22)が、14日の阪神戦で迎える藤浪との再戦へ攻めの投球を貫いて「0」を並べる意気込みを示した。過去2戦2勝の好相性を誇り、今回を含め9月上旬までに3度の対戦が見込まれる阪神戦。得意のトラ退治でチームを逆襲へと先導したい。

 炎天下のマツダスタジアム。森下は、敵地で迎える阪神との今季3度目の対戦を前に、キャッチボールやダッシュなどで入念に最終調整した。ここまで2戦2勝を誇る好相性のカード。それでも慢心は一切なく、表情をキリッと引き締める。

 「(阪神打線は)ファウルなどで粘られ、球数を投げさせられる印象。上位に俊足の選手が多いので、中軸の前に走者をためないように心掛けたいです」

 確かに、最近は球数がかさむ傾向にある。阪神戦は、今季2勝目を挙げた7月23日が6回120球なら、3勝目を飾った前回8月7日も6回で108球。2敗目を喫した7月31日の巨人戦でも5回で100球を数えた。森下は百も承知だ。

 「コースコースを狙い過ぎ。そこは自分を苦しめている部分だと思います。もっとアバウトにというか、どんどん攻めていけたら」

 付言すれば、登板6試合で許した35安打のうち直球を打たれたのは15本。ほとんどが単打で、甘く入ったカットボール、チェンジアップが長打になっている。明白な課題。直球は少々アバウトでも、変化球を低めに制球すれば打たれまい。

 「そこは会沢さん、坂倉とも話し合っています。直球は打たれていないので変化球を低めに集めよう…と」

 藤浪とは7月23日以来の再戦。「相手投手よりも阪神打線や打者の方を意識します」が本音でも、今回は胸に誓う思いがある。

 「前回はピレラの満塁弾で勝ちを付けてもらった。次は0点に抑える気持ちで、どんどん攻めていけたら」

 14日からの3連戦を含めると、阪神とは9月上旬までの週末に3度対戦する。借金5からの逆襲へ、ローテーション通りならカード初戦に投げる森下の役割は重大だ。

 「しっかり投げ切れれば抑えられる。自分ではそう思っているので意識し過ぎず、考え過ぎずに自分の球を投げたいと思います」

 攻める投球を貫き、「0」を並べて自力で投げ勝つ――。トラ退治の快投に期待だ。 (江尾 卓也)
 

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