楽天「松坂世代」39歳・久保が今季初勝利「元気なおっちゃん、帰ってきました!」育成も経験した苦労人

[ 2019年6月12日 22:40 ]

交流戦   楽天7ー4ヤクルト ( 2019年6月12日    楽天生命パーク )

お立ち台で帽子を振ってファンの声援に応える久保(右)と小郷(撮影・村上 大輔)
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 楽天が12日のヤクルト戦に7―4で快勝し、4連勝で貯金を今季最多の「8」とした。

 「松坂世代」の39歳・久保が今季初登板し、18年7月以来の白星を挙げた。今年3月にDeNAから移籍した熊原が今季初先発したが、3-0で迎えた4回にヤクルト5番・村上に17号2ランを浴び、その後も安打と四球で無死二、三塁とピンチを迎えたところで降板した。

 このピンチの場面でマウンドに。ドラフト2位ルーキーの22歳太田が好リードし「17歳差バッテリー」で後続を断った。久保は5回には20歳年下の村上を見逃し三振斬り。1回2/3を無失点に抑えた。

 お立ち台にはルーキーの小郷と登場。「一人でここに来るのが嫌だったので、“Wゆうや”ということで小郷を連れてきました」と話しファンを沸かせた。1点差でピンチの場面での起用に「初登板だったので、もうちょっと楽なところで投げさせてよと思いながら…」とおどけ、二死満塁で迎えたヤクルト青木の大飛球には「打たれた瞬間に結構いい当たりだったし、頼む~頼む~と思いながら…本当、よく捕ってくれたと思います」と好捕した小郷に感謝。「力まず制球を重視して投げようと思っていたんですけど、ものすごい力みました」と笑いながら5回はクリーンアップを三者凡退に打ち取る好投を見せた。

 17年に「右第4、5手血流低下」と診断され、育成選手に。18年5月に支配下選手契約を結ぶと、25試合に登板して防御率1・71をマーク。今季は2軍スタートで、今月8日に1軍登録されたばかりだった。

 「元気なおっちゃん、帰ってきました!」と大きな声でファンにあいさつ。「今年は僕も同級生であります平石監督が“松坂世代”初の監督ということで、何としても初年度に胴上げをしたいと思っているので、これからも一戦一戦、魂込めて投げていきたいと思います」と大歓声の中、今後も活躍を誓った。

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