大商大4年ぶり8強 プロ注目左腕・橋本、エース大西に続き1失点完投「負けたらアカンと」

[ 2019年6月12日 15:50 ]

第68回全日本大学野球選手権大会 2回戦   大商大2―1九産大 ( 2019年6月12日    東京ドーム )

<九産大・大商大>力投する大商大先発・橋本(撮影・郡司 修)
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 大商大(関西六大学野球連盟)が15年以来、4年ぶりの8強進出を決めた。息詰まる接戦を制し、1回戦と同じスコアでの勝ち上がり。富山陽一監督(54)は「座って水、飲んでました…。いや、もう(心臓が)バクバクですよ」と豪快に笑った。

 今秋ドラフト指名候補の左腕がチームを勝利に導いた。先発・橋本侑樹投手(4年=大垣日大)は序盤から投げ急ぐことなく、冷静かつ丁寧に一つずつアウトを取って行った。自身の最速は148キロだが、球速を抑えて、制球を重視。「チームが先取点を取ってくれたので、楽な気持ちで投げることができました」。2―0の3回、味方失策が絡んで1点を失ったが、冷静な投球を貫き、3安打1失点で完投勝利を挙げた。

 1回戦の日本文理大戦では、エースで今秋ドラフト指名候補の大西広樹投手(4年=大商大高)が4安打1失点完投勝利。試合後、東京ドームのマウンドに関するアドバイスを受けていた。「傾斜がきつくて前の方が緩いと。僕は第2試合の登板で緩さはなかったですが、傾斜はきついと感じたので、帽子を深く被るようにしました」。普段より上方の視界を遮ることで、より強く低めを意識。四球はわずかに一つと制球力にもつながった。「大西は、めっちゃいい投手なんですよ。でも、負けたらアカンという気持ちは強い」。尊敬し、ライバル心を持つ同級生の好投に続いてみせた。

 富山監督は「元々持っているモノを出しただけ。これくらいはできる。当然です」と称えた。過去最高成績は1975、76年の準優勝。両輪が実力を存分に発揮し続ければ、その上も視界に入ってくる。

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