巨人 今村新社長が就任 成功の5つの鍵「SEIKO」示す

[ 2019年6月12日 05:30 ]

モットーと座右の銘を書いたボードを手にする巨人・今村新社長(撮影・久冨木 修)
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 巨人は11日、元NPBエンタープライズ社長で日本テレビ放送網執行役員事業局長を務めた今村司氏(59)が、代表取締役社長兼編成本部長に就任したことを発表。都内の球団事務所で会見し「読売巨人軍は絶えず優勝争いをする宿命があり、球界の盟主、リーダーとしての役割がある。あとは野球界全体のことも見ながら。どうしたら野球の人口が増えるか、もっと身近に野球というコンテンツを感じてくれるのか。日本レベル、世界レベルで考えていきたい」と抱負を述べた。

 日本テレビでは野球だけでなく編成局プロデューサーで「ザ!鉄腕!DASH!!」、制作局ドラマセンター長でも「家政婦のミタ」を制作したヒットメーカー。座右の銘は「飛んでから考えろ!潜ってから息を吸え!」で、今後はその力を球団に注力する。

 「より話題になる仕掛けをしていきたい」と発信力を駆使する。成功の5つの鍵を「SEIKO」とパネルに掲げた。

 「S サプライズ」
 「E エンターテインメント」
 「I インテリジェンス」
 「K カインドネス」
 「O オリジナリティー」

 「4万、5万のお客さんが毎日あれだけ熱狂する舞台はない。すごいコンテンツだと思う」と、プロ野球が持つ無限の可能性を見据える新社長は「物事を成功させたいなと思う時に、この5つのアルファベットをすごく意識してます」と説明した。(神田 佑)

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2019年6月12日のニュース