オリオールズが5被弾 年間344本ペース ヤンキースのトーレスはこのカード10発目

[ 2019年5月23日 11:44 ]

先発して4発を浴びたオリオールズ先発のストレイリー(AP)
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 21日に48試合目で史上最速の“100被弾”を喫していたア・リーグ東地区最下位のオリオールズが22日のヤンキース戦で5本の本塁打を献上。先発のダン・ストレイリー(30)が4本、2番手のガブリエル・イノア(25)が1本打たれたもので、チームのシーズン被本塁打ペースは前日の338本から347本(従来の最多記録は2016年のレッズ=258本)に増えた。

 3ケタ被弾のこれまでの最速記録は2000年のロイヤルズが保持していた57試合だったがオリオールズはこの記録を9試合も更新。この日はヤンキースのD・J・ルメイヒュー(30)、ゲーリー・サンチェス(26)、グレイバー・トーレス(22)、タリオ・エストラーダ(23)の4人に2回から5回まで毎回の5発をくらい、相変わらず“一発病”は治っていなかった。

 3回にストレイリー、5回にイノアからそれぞれソロ本塁打を放ったトーレスは今季12本のうち10本までがオリオールズ戦(11試合)で打ったもの。チームがア・リーグ東地区の配属となった1969年以降、オリオールズ戦で2ケタの本塁打を記録したのは、2017年に19試合で11本を放ったアーロン・ジャッジ(27=ヤンキース)、2018年に18試合で10本を放ったJ・D・マルティネス(31=レッドソックス)を含めて3人目となった。

 試合はア・リーグ東地区で首位に立っているヤンキースが7―5で勝って4連勝。ここ9戦では8勝目を飾って今季成績を31勝17敗とした。一方、オリオールズは5連敗で15勝34敗。ここ9戦では8敗目を喫した。

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