西武・光成、変身4勝 2度目“ラストチャンス”で7回2失点

[ 2019年5月23日 05:30 ]

パ・リーグ   西武7―3ソフトバンク ( 2019年5月22日    沖縄セルラー )

7回2失点で4勝目を挙げた高橋光(撮影・岡田 丈靖)
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 初めて投げた沖縄で再生への大きな一歩を踏み出した。7回2失点で今井に並ぶチームトップの4勝目。西武・高橋光は言った。

 「何とか粘ることができて良かった。(沖縄での登板は)雰囲気も温かくて投げやすかった。最高でした」

 4回までは毎回走者を背負ったが、2失点で切り抜ける。2点のリードをもらった5回からの3イニングは完全と完璧な投球を見せた。

 4月21日のソフトバンク戦から3試合連続5失点以上で3連敗を喫した。特に8日のロッテ戦では6回7失点。地元・群馬での登板で炎上した。降板後のベンチでは、辻監督から「おまえの持ち味はなんだ。もっと直球で押していけ。今やっていることは違うんじゃないのか」と叱咤(しった)された。150キロを超える球威がありながら、変化球でかわそうとしていたことに気付かされた。

 持ち味の速球で攻める投球スタイルを取り戻すために連日のブルペン入り。自身の投球映像も見直した。迎えたこの日、内角を攻め込んだ。最速152キロの直球を主体に8三振を奪い、「内角に投げ切ることがテーマだった。基本的に投げ切れた。いい手応えを感じた」と振り返った。

 再出発にふさわしい場所でもあった。今オフ、昨季まで同僚だった菊池(マリナーズ)の石垣島自主トレに同行。精神面では優柔不断な性格を指摘され、肉体面では筋力トレーニングを本格的に取り入れて体重は7キロ増の105キロになり、球威も増した。心身ともに足元を見直した沖縄で復活の兆しを見せた。

 3連勝で3位に浮上し、首位ソフトバンクに2ゲーム差。期待の5年目右腕は「どんどんいい投球をして勝ちます」と力強く宣言した。 (武本 万里絵)

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