DeNA東、Gキラー復権!敵からヒント 杉内コーチの映像見て“脱力”

[ 2019年5月23日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA5―1巨人 ( 2019年5月22日    東京D )

初回1死、坂本勇のインコースに投げ込む先発・東 (撮影・大塚 徹)                            
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 Gキラー復活。DeNAの2年目左腕・東の意地とプライドが凝縮された93球だった。

 「やり返そうという気持ちはもちろんあった。ぶざまだったし、2度も同じ結果になるわけにはいかない」

 新人王に輝いた昨季は巨人戦で5勝0敗。しかし、6日の前回対戦では3回8失点KOされた。この日も相手は野手8人のうち7人が右打者。それでも「要所で低めに投げられた」。4回1死一塁で前の打席で一発を浴びたゲレーロを遊ゴロ併殺。5回1死一、三塁では代打・石川を空振り三振だ。本調子ではない中、チェンジアップに活路を求めた。

 5回1/3を6安打1失点で2勝目。ただ、直球は最速144キロにとどまり「去年と比べたら球の質が全然違う。(巨人には)チャンスと思われているかも…」。左肘の違和感で出遅れた今季。「肘は問題ない。自分でもなんでだろう、と思っている。探求していくしかない」と懸命に本来の姿を探し求めている。

 「辛抱強く、今できることをやる」――。この日は巨人OBの力を借りた。同じ左腕で、通算142勝の杉内俊哉ファーム投手コーチの現役時代の映像を試合前にチェック。「リラックスして、力感なくピュッと投げる」イメージを頭に植えつけて臨んだ。周囲には「タイプが違う投手だな」と言われたが、今はどんなことでも自身の力に変えたい。

 チームは今季初の4連勝。今永、上茶谷、浜口に東と、過去4年間のドラフト1位投手で白星を連ねた。5位・中日に0・5ゲーム差に迫り、最下位脱出も目前だ。東がMAXの姿を取り戻した時こそ、DeNAの本当の逆襲が始まる。 (鈴木 勝巳)

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