虎党も興味津々…島本の襟足が伸びた理由

[ 2019年5月8日 10:00 ]

ファンも注目していた島本の「襟足」
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 帽子からはみ出るほど伸びた「襟足」に自然に目が留まる。開幕から中継ぎ左腕として存在感を見せている阪神の9年目・島本。個人的に…いや、ファンの間でもずっと気になっていたことが、その「髪型」だった。

 僕の記憶が正しければ、おそらく、キャンプ終了後に散髪してからは、ずっと伸ばし続けていた。「切り時」を逸したかに見えるヘアースタイルに、僕は「何か験を担いでいるのだろう」と推測。案の定、平成最後の一戦となった4月30日の広島戦の8回、バティスタに3ランを浴びると2日後の5月2日にさっぱり散髪して甲子園に登場。SNSでも「島本投手の襟足が無くなってる!」などと話題になっていた。

 「ついに、髪切ったんや!失点したから?」。真相をたずねると、意外な答えが返ってきた。「結構、聞かれたんですけど、打たれたからとかじゃないんですよ。そんな長かったですかね?切りにいくタイミングが、本当になくて、ここまで伸びたんですけど」。

 本来なら、月に1回は自宅近くの美容院に行っていたが、遠征なども重なり、切りたくても切れなかったとのこと。「切りに行こうかなと思った時も何度かあったんですけど、それなら家でゆっくりして疲れを取ろうと。伸ばしている間に調子が良かったというのも、少しありました」。開幕1軍をつかんだこのチャンスを逃さないためにも、体調を整えることを優先して、髪の毛は特別なこだわりも無く“放置”していたというわけだ。

 デーゲームだった1日のDeNA戦後、満を持して美容院へ。サイドを刈り上げ、プロ入り以来、一番短くしたというニューヘアに「打たれたからじゃないですよ。リフレッシュです」と照れ笑いを浮かべた。

 験を担いでいたわけではなく“髪を切るのも忘れるほどの1カ月を過ごした”という表現の方が正しいかもしれない。現在、チーム2位の15試合に登板している背番号69。散髪後は3試合連続無失点と快投を続ける。今度はどこまで伸びるのか…。襟足の成長は、1軍での奮闘の証と言えるかもしれない。(遠藤 礼)

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