日本ハム・吉田輝 自己最長5回途中、77球で降板 無失点も勝利投手ならず

[ 2019年5月8日 14:40 ]

イースタン・リーグ   ロッテ―日本ハム ( 2019年5月8日    ロッテ浦和 )

<ロ・日>先発の吉田輝は4回を無失点に抑える(撮影・荻原 浩人)
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 日本ハムの吉田輝星投手(18=金足農)が公式戦5度目の先発マウンドに挑んだ。5回途中で降板し勝利投手こそ逃がしたが、自己最多の77球を投げ、プロ自己最速の149キロもマーク、無失点にしのいだ。

 初回、「1番・中堅」で出場した藤原恭大外野手(19=大阪桐蔭)との「ドライチ対決」は、藤原が左前へ運び、4月13日の同カードで2打席連続3球三振に斬られたリベンジを果たした。それでも3回1死で回ってきた2打席目は吉田輝が直球で空振り三振に片付けた。

 今回は80球程度の投球数をめどにしており5回、柿沼友哉捕手(25)を四球で歩かせたところで77球に達したため、福田俊投手(22)に交代。それでも4月29日のイースタン、DeNA戦(鎌ケ谷)の4回65球を上回る自己最多の球数を投じた。

 投球内容は4回0/3で4安打3四球、4奪三振で無失点に抑えた。試合後吉田は「試合が重なるにつれてストレートがよくなった。ストレートで抑えられる自信がある」と語った。高校時代には152キロをマークした吉田輝だが、この日149キロをマークしたことについては「あと1キロ足りないんですか?何が足りないのか…」と首をかしげていた。

 試合は3―0で日本ハムが勝利。勝ち投手は好リリーフした福田だった。

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