大谷 復帰初戦は無安打も勝利に笑顔 収穫は「いろいろ考えながらできた」

[ 2019年5月8日 12:04 ]

ア・リーグ   エンゼルス5―2タイガース ( 2019年5月7日    デトロイト )

タイガースに勝利し、チームメートとタッチするエンゼルス・大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が7日(日本時間8日)、敵地デトロイトでのタイガース戦で219日ぶりに実戦復帰。「3番・DH」で先発し今季初出場を果たした。

 4打数無安打、2三振1四球と初安打はならなかったが、打点1をマーク。チームの連敗も止まり、試合後チームメートと笑顔でハイタッチを交わした大谷は、この日の収穫として「まず勝ったこと」と語り、さらに「あとは1打席目から最後の打席までしっかり、いろいろ考えながらできたのは良かった」と振り返った。

 「明日につなげていければ、今日より明日の方がいい打席になる」と充実した表情。40日遅れとなったが、メジャー2年目が幕を開けた。

 大谷は昨年10月に右肘じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けたことで、今季は打者に専念。術後はリハビリを重ね、置きティー打撃、トス打撃、屋外フリー打撃、マシン打撃と段階を上げ、4月24日には投手相手の打撃練習(ライブBP)を開始。マイナーでの実戦を経ずに6日にデトロイト入り。この日、昨年9月30日のレギュラーシーズン最終戦以来、219日ぶりの復帰を果たした。

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