マー君、7回途中2失点の好投も…降雨中断で降板、今季3勝目ならず

ア・リーグ   ヤンキース―マリナーズ （ 2019年5月7日    ニューヨーク ）

マリナーズ戦に先発登板した田中将大（AP）
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　ヤンキースの田中将大投手（30）が7日（日本時間8日）、本拠地ヤンキースタジアムでのマリナーズ戦に今季8度目となる先発登板。6回1/3を投げ5安打2失点の好投も打線の援護なく、令和初勝利となる3勝目はまたもお預けとなった。

　初回、先頭のゴードンを空振り三振、4番エンカーナシオンを見逃し三振に取るなど順調な立ち上がり。2回は、四球と安打で1死一、三塁の場面から8番ヒーリーの犠飛で1点を失ったが、後続を打ち取り最少失点で切り抜けた。

　3回は3人で抑え、4回も四球と不運な安打で出塁を許すも後続を切って無失点。5回は、9番マーフィーを変化球で空振り三振、1番ゴードンを左直、2番ハニガーを左飛に打ち取った。

　5回を終え1―1と緊迫した試合展開の中、田中は6回1死から4番エンカーナシオンにカウント2-0から低めの変化球を左翼席に運ばれ、勝ち越しを許した。7回は、先頭の7番ベッカムを外野フライに打ち取るも右翼手フレージャーの失策で無死二塁としたが続く8番ヒーリーを見逃し三振に抑えた。直後、雨が強まり試合は約1時間12分中断。試合再開後、田中はマウンドに上がることなく、そのまま降板。6回1/3を95球、5安打2四球4奪三振の2失点という内容で防御率は3.77となった。

　田中は前回登板となった1日（同2日）の敵地フェニックスでのダイヤモンドバックス戦では、4回を5安打6奪三振1四球3失点で3敗目を喫していた。