西武7連勝M8 雄星“クイック気味”で足場の悪さに対応13勝目

[ 2018年9月22日 05:30 ]

パ・リーグ   西武7―4ロッテ ( 2018年9月21日    ZOZOマリン )

<ロ・西>6回2死満塁、鈴木をニゴロに打ち取りガッツポーズを見せる菊池(撮影・森沢裕)
Photo By スポニチ

 節目の投球を勝利で飾った。西武・菊池がプロ9年目で通算1000投球回に到達した。風が吹き荒れ、ぬかるむマウンドだったが7回6安打4失点と粘り13勝目。まずはコンビを組む捕手の炭谷に感謝を口にした。

 「ほとんどのイニングで(炭谷)銀さんと組んできて、感謝したいですね」。前日の雨天中止を受けてスライド先発。立ち上がりは降り続いた雨に悩まされた。3点の援護を受けた初回、連続四死球などで1死一、二塁から、井上のライナーが右翼手・金子侑のグラブをかすめる三塁打となり2失点。さらに内野ゴロの間に同点とされたが、「一本足で立つとバランスが崩れる」とスタンスを広く取り、クイック気味のフォームで足場の悪さに対応。2回以降は4者連続三振など4回まで完全投球、9三振を奪った。

 チームを開幕8連勝以来の7連勝に導いて貯金29。マジックも1つ減らし8とした。次週は今季2度目のソフトバンク戦に先発予定。「今年一年の全ての思いを来週、ぶつけたい」と意気込んだ。(春川 英樹)

 ▽菊池(西武)通算1000投球回 21日のロッテ23回戦(ZOZOマリン)で先発して4回に達成。プロ野球352人目。初登板は11年6月12日の阪神戦。

続きを表示

この記事のフォト

2018年9月22日のニュース