ロッテ福浦2000安打達成!史上2番目の年長達成 “幕張の安打製造機”が本拠で決めた

[ 2018年9月22日 17:08 ]

パ・リーグ   ロッテ―西武 ( 2018年9月22日    ZOZOマリン )

<ロ・西>通算2000安打を達成した福浦(撮影・三島 英忠)
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 ロッテの福浦和也内野手(42)が22日の西武戦(ZOZOマリン)で8回に二塁打を放ち、プロ野球史上52人目の通算2000本安打を達成した。

 福浦は「6番・DH」で先発出場。8回の第4打席に西武・小川から二塁打を放ち、ロッテ一筋25年目、“幕張の安打製造機”が2315試合目で、ついに偉業を成し遂げた。ロッテでは、68年に榎本喜八、85年に有藤道世が達成して以来33年ぶり3人目。42歳9カ月での到達は、2015年6月11日に42歳11カ月で達成した和田一浩(中日)に次ぐ史上2番目の年長達成。

 通算2000安打まで残り38本で迎えた今季。首痛と戦いながらも安打を重ね、今月9日の西武戦(メットライフD)では15年4月9日以来、実に1249日ぶりの本塁打を放った。この日は西武・今井の前に2回の第1打席は中飛、4回の第2打席は遊飛、6回の第3打席は四球だった。2−2で迎えた第4打席の8回には先頭で打席に入り、7球目を右越えへ弾き返し、塁上ではガッツポーズも飛びだした。

 福浦は93年のドラフトで千葉・習志野高校からドラフト7位で投手として入団。94年に打者転向し、97年7月5日のオリックス戦でフレーザーからプロ初安打を記録した。

 ▽福浦和也内野手の話 花束をもらい、みんなにお祝いしてもらった時に実感が湧いた。(ファンが)どんなときも応援してくれて、力になっている。千葉で生まれ、野球をやらせていただき、ZOZOマリンで達成できて幸せです。

 ◆福浦 和也(ふくうら・かずや)1975年12月14日、千葉・習志野市出身の42歳。93年のドラフトで千葉・習志野高校からドラフト7位で投手として入団。94年に打者転向し、97年7月5日のオリックス戦でフレーザーからプロ初安打を記録した。01年に首位打者を獲得し、ゴールデングラブ賞を03、05、07年に受賞した。05年と10年にチームの日本一に貢献し、10年には指名打者でベストナインに選ばれた。183センチ、88キロ、左投げ左打ち。

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