BCでの引退試合といえば木田画伯ですが さんまさんが来たのは実は…引退前日でした

[ 2018年9月22日 07:09 ]

BCリーグでの引退試合に駆けつけてくれた明石家さんまさん
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 日本ハム・木田優夫GM補佐(50)による今回の「木田画伯の球界絵日記」は、引退試合について。シーズンが佳境を迎える中、今季限りでユニホームを脱ぐ選手もいます。自身はBCリーグ・石川時代の14年に引退試合を行いましたが、なぜかリーグ史上最多の観衆を集めたのは前日の試合でした。そんな思い出を振り返りながら願うのは引退する選手たちのこれからの活躍です。

 今回の北海道胆振東部地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されて今も大変な生活を送られている方々にお見舞い申し上げます。

 ファイターズは皆さまのご支援によって地震翌日には仙台に移動。すぐに野球をすることができ、北海道に戻ってからも14日から札幌ドームでの試合を再開することができました。本当にありがとうございます。

 シーズンも残り少なくなりましたが、北海道の皆さん、ファイターズファンの皆さんに少しでも楽しんでもらえるようにチームを挙げて全力で戦っていきたいと思います。

 ファイターズを含めて優勝争い、順位争いが盛り上がっている一方、毎年のことですが、今年も引退発表をした選手たちがいます。その中で、今年はBCリーグでプレーした栃木ゴールデンブレーブスの村田修一選手が引退試合を行い、ニュースになっていました。BCリーグでの引退試合というと、よく僕の名前が出て、明石家さんまさんが1日限定コーチをして1万5000人以上の人に来ていただいた試合のことが出るのですが、実はこれは間違いで、僕の引退試合はその翌日で6分の1の2500人のお客さんでした。それでも、普段のBCリーグにしたら、かなりたくさんのお客さんに来ていただいた試合ではありますし、僕にとってはさんまさんはじめ、支えてくれた人たち、応援してくれたファンの人たちなど僕の大好きな人たちに囲まれた夢のような2日間で、本当に楽しい時間でした。

 そういえば、今年の春先の某テレビ番組でさんまさんが自分で「今年、北海道にファイターズの応援に行く」と言ってくれていたけど、残りの試合で来てくれるのかな? (日本ハムGM補佐)

 ◆木田GM補佐の引退試合 14年9月14日のBCリーグ、群馬戦の9回に登板。3者連続三振で、日米28年間の現役生活にピリオドを打った。引退セレモニーでは、巨人時代の監督だった長嶋茂雄終身名誉監督からメッセージも送られた。この引退試合の前日13日の試合で、木田氏からの要請を受けて明石家さんまが1日限定コーチに就任。BCリーグ新記録の1万5877人の観客が詰めかけた。

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2018年9月22日のニュース