DeNA・後藤 涙の引退セレモニー「松坂世代の一員としていられたことに感謝」

[ 2018年9月22日 18:53 ]

セ・リーグ   DeNA4―2中日 ( 2018年9月22日    横浜 )

胴上げされる後藤(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 DeNAのG後藤武敏内野手(38)が22日、引退試合終了後、セレモニーに臨んだ。

 まずは「CSのかかった大事な時期にこのような引退試合を催していただきありがとうございます」と、DeNA、中日の関係者に感謝。さらには16年前に入団した西武ライオンズにも「うれしいことも楽しいこともいっぱい経験させてもらいました」と謝意を述べた。

 7年前にトレードで西武から移籍。高校時代を過ごした横浜に帰ってくることとなったが、後藤は「『来年の今日はない』という気持ちで必死でバットを振り続けてきました」と、“崖っぷち”の状況だったことを告白。そんな中で受けた横浜スタジアムでの大声援に対し「ほんとにうれしかったです」と、心強さも感じていた。

 まだまだCS出場に向けて厳しい戦いが続くDeNA。「選手はもっともっと頑張ってくれると思います」と発破をかけつつ、ファンに向けて「皆さん大きな声援よろしくお願いします」と強力な後押しを願った。

 後藤は「ベイスターズはすごく明るく、みんなが活気があり、素晴らしいチームです。そんなチームは強いです」と、力強く宣言。最後は家族やファン、さらにはこの日、同じ横浜高の同期で花束贈呈、胴上げにも加わった中日・松坂の前で「松坂世代の一員としていられたことに感謝し、今日、引退します。本当に今までありがとうございました」とスピーチを締めくくった。その後、松坂も入った胴上げで8度宙に舞った。

続きを表示

この記事のフォト

2018年9月22日のニュース