福浦2000安打にロッテのウグイス嬢・谷保さんも感慨 福浦のコールは「まだ完成形が見つからない」

[ 2018年9月22日 22:54 ]

パ・リーグ   ロッテ―西武 ( 2018年9月22日    ZOZOマリン )

ロッテ主催試合で場内アナウンスを務める谷保恵美さん
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 1991年8月以降、ロッテ主催試合で場内アナウンスを務める谷保恵美さんもZOZOマリンで福浦2000安打達成の瞬間に立ち会った。

 「感慨深いです。初安打は覚えていませんが、いつもオフに球場に来て練習をしていた福浦選手が、1軍に初昇格してきたことは鮮明に覚えています」

 前日21日の試合後には福浦がプロ初安打を放った97年7月5日のスコアブックを見た。「こんなメンバーだったんだなぁと。オリックスにはイチローさんもいらっしゃいましたね」とあの優しい口調で、しみじみと振り返った。

 今年5月には1軍のアナウンス試合が1700試合に達した。選手名の語尾を伸ばすコールは「マリン名物」にもなっているが、福浦の場合「ふくぅ〜らぁ」と伸ばし方は控え目。「“ら”の発音が難しい。福浦選手のコールはまだ完成形が見つからないんです」と思わぬ悩みもある。

 ただ、プロ26年目の来季も現役続行を決めているベテランとのコラボはまだ、続く。谷保さんは大台の「2000試合」だけでなく「福浦コール」の完成も目指していく。

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