日本ハム・石井裕也 今季限りで引退「ファイターズの選手でいられてとても幸せでした」

[ 2018年9月22日 12:19 ]

今季限りでの引退を発表した日本ハムの石井裕也投手
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 日本ハムは22日、石井裕也投手(37)が今季限りで引退することを発表した。

 石井裕は横浜商工高(現横浜創学館)から三菱重工横浜に進み、2004年にドラフト6位で指名され、中日入団。2008年6月に小池正晃との交換とレートで横浜に移籍。2010年4月に江尻慎太郎との交換トレードで日本ハム入りした。プロ通算329試合に登板し、19勝19敗6セーブ、防御率3・06。今季は左腕の1軍登板はなかった。

 石井裕は球団を通じて「14年間、プロ野球選手として続けてこられた事にとても感謝しております。最初に入団した中日ドラゴンズでは、落合博満監督をはじめ森繁和コーチや、その他たくさんの方々に厳しい練習の中で、強い精神力や忍耐力を教わりました。その後ベイスターズを経て、ファイターズに来てからは、まず何と言ってもファンの皆様の温かさに感激しました。皆様の応援は本当にいつも僕の力になっていました。そして、栗山英樹監督には、厳しい場面でも、信頼して使ってもらった事に感謝しています。たくさんの仲間に恵まれて、ファイターズの選手でいられてとても幸せでした。14年間、本当にありがとうございました」とコメントを寄せた。

 ◆石井 裕也(いしい・ゆうや)1981年(昭56)7月4日、神奈川県生まれ。先天性の難聴を患いながら、小2で野球を始める。横浜商工(現横浜創学館)では3年夏の神奈川大会で5試合を投げ37奪三振。「サイレントK」の異名で注目を集めた。三菱重工横浜クラブから04年ドラフト6巡目で中日入団。08年6月にトレードで横浜へ、さらに10年に日本ハムに移籍した。1メートル78、80キロ。左投げ左打ち。

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2018年9月22日のニュース