セガサミー、初の8強入り 初芝監督「壁を乗り越えた」

[ 2018年7月21日 14:58 ]

第89回都市対抗野球大会第9日 2回戦   セガサミー(東京都)7―1JR四国(高松市) ( 2018年7月21日    東京ドーム )

<セガサミー・JR四国>JR四国に勝利し、スタンドの声援に応える初芝監督(左から3人目)、赤堀(左から5人目)らセガサミーナイン(撮影・吉田 剛)
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 06年の野球部創設以降、初の大会8強進出に、セガサミー・初芝清監督(51)は大きな意義を感じていた。

 「10回目で行けなかった壁を乗り越えた。一つの進歩を感じます」。2年連続10度目の出場も、最高戦績は2回戦止まり。それが今夏は初戦でNTT西日本に完封勝ちすると、この日も序盤から須田凌平内野手(25)の適時打などでJR四国を投打で圧倒した。

 とはいえ95年パ・リーグ打点王など元ロッテの主力として活躍した指揮官だけに、試合終了後の整列に淡々と加わるなど、浮かれたそぶりはない。「ボクが一喜一憂したら選手が動揺するから…。2つ勝てたけど、通過点でしかありません」。

 きょう22日以降の準々決勝は連戦となる。「総力戦で行きます」。初芝監督は歓喜のナインを見守りながら、再び勝負師の顔となった。

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2018年7月21日のニュース