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【岡山】おかやま山陽の夏終わる 真備地区出身・井元主将「感謝の気持ちで、明日から復旧作業を」

第100回全国高校野球選手権記念岡山大会3回戦   玉島商5―1おかやま山陽 ( 2018年7月21日    倉敷マスカットスタジアム )

 2季連続で甲子園に出場していたおかやま山陽は、玉島商の好投手・石崎を打ち崩せず、1―5で敗れた。4打席無安打に終わった井元主将も、試合後は大粒の涙を流した。自宅は西日本豪雨により甚大な被害を受けた真備地区。「(地元の)そういう方々の期待に応えられなかったのは悔しい」と肩をふるわせた。

 浸水被害を受け、いまだに自宅の後片付けも終わっていない。被災してから練習にも支障を来したが、大会中も試合の合間は部員たちと復旧作業を手伝った。堤尚彦監督は「表には出さないが、生活のリズムも違ったと思う。作業も一緒にやって、本当の良い若者。自分が18歳のときに、そんなことができただろうか」と評した。心に傷を負いながらも、主将として練習や復旧作業でチームを引っ張った。

 しかし、井元は首を横に振った。落ち込んでいた自分を支えてくれたのは、100人を超える部員たちだった。「チームメートが励ましてくれて、何とか野球をやることができた。最高の仲間です」。だからこそ、1日でも長く仲間たちと野球がしたかったが、9回の最終打席は捕邪飛。「甲子園で1勝したい」という4番の夢はついえてしまった。

 卒業後は、大学に進学し、野球を続ける。ただ、今はまだ目の前に未来は見えない。「こういうときに野球をさせてもらった。感謝の気持ちを持って、明日から復旧作業をしたい」。ひとまず野球を中断し、傷ついた地元へ戻る。

[ 2018年7月21日 17:55 ]

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