阪神5連敗で借金7…異例の16日間未勝利 25日にも自力V消滅

[ 2018年7月21日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3―10DeNA ( 2018年7月20日    横浜 )

 白星が遠い。阪神は20日のDeNA戦に3―10で大敗。今季ワーストタイの5連敗を喫し、借金も最多7まで膨らんだ。先発した秋山が4回6失点の大誤算。雨天中止や球宴ブレークを挟んだとはいえ、16日間にもわたる未勝利は実に19年ぶりだ。5位に転落し、首位・広島とは今季最大の10ゲーム差。最短で25日に自力優勝の可能性が消滅する窮地を迎えた。

 最後に勝ったのは4日の中日戦だった。あれから3試合連続の雨天中止と西日本豪雨の影響による中止3試合の計6試合を流したとはいえ、実に16日間の長きにわたって白星から遠ざかっている。12連敗が絡んだ99年9月の18日間以来、19年ぶりという異例の事態だ。

 「ちょっと(先発が)序盤に打ち込まれる試合が増えているな」

 敗戦後の金本監督が指摘した通り今季ワーストタイの直近5連敗は全て先発投手に黒星が付いた。復帰登板だった秋山も序盤から打ち込まれ、白星には届かなかった。

 初回に北條の1号ソロで幸先よく先制も、直後に先頭・桑原に同点ソロを被弾し、あっという間に試合は振り出しに戻った。積極的な相手打線の勢いにのまれるかのように秋山の球は真ん中付近に集まった。4回9安打6失点。貧打にあえぐチームが序盤にこれだけのビハインドを背負っては打つ手がなく、反省と発奮を促した。

 「コントロールで来た投手やから。外に構えても全部、中。内に構えても中に入ってくるしね。もうちょっと(早打ちしてくる相手打線の気配を)感じるというかな。もうちょっと早く察知してね。以前もあったからね、こういうことが。難しいけどね。何か工夫をね」

 もちろん、敗因は秋山一人ではない。東の前に6回途中まで2安打1得点に封じられた打線についても「それ(スライダーやチェンジアップ)を狙うか、捨てるかやな。まあ次はちゃんと指示が出るんじゃないですか」と課題を掲げた。打線の反発力不足も投手陣の不調の一因に違いない。

 開幕5連勝の好相性だった横浜でも勝利をつかめず、今季最多の借金7まで膨らんだ。首位・広島とは10ゲーム差に開き、最短25日に自力優勝の可能性も消滅してしまう。ここが踏ん張りどころだ。(惟任 貴信)

 ○…阪神は今季2度目の5連敗で、最多の借金7。4日の中日戦勝利以降、6度の試合中止、球宴期間なども挟んで16日間勝利から遠ざかっている。2リーグ制以降、チームの2つの勝利間ブランクが16日以上は、99年9月に球団最長の12連敗を喫した際の18日間(9月11日〜28日)以来19年ぶり。仮にこの3連戦勝利なしなら、試合のない23日も併せて19日間となり、99年を上回る球団ワーストになる。

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