【東東京】堀越 猛攻で都城東に春のリベンジ 7年ぶり8強

[ 2018年7月21日 17:01 ]

第100回全国高校野球選手権記念 東東京大会 5回戦   堀越10―0都城東 ( 2018年7月21日    神宮第2 )

<城東・堀越>コールド勝ちし、喜ぶ堀越ナイン(撮影者・須之内海)
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 堀越が11安打10得点の猛攻で春のリベンジ。7年ぶりの8強入りを果たした。

 今春の東京大会2回戦、堀越は3―4で都城東に敗戦を喫した。4月から就任した小田川雅彦監督はそのときを振り返り「子供らは野球のことを全然知らなかった」。この試合でアピールプレーができていなかったことや、点差に応じた守備体型をとれなかったことを反省。部員1人、1人に野球のルールブックを与え、主要な項は丸暗記させた。練習中も、「考えて野球をやるように」と口を酸っぱくしてきた。

 そんな努力が実り雪辱を果たした。主将の小宮諒太郎内野手(3年)は「今まで曖昧なところがはっきりわかるようになったから、安心してプレーできるようになった」。この試合、小宮は1点リードの3回1死二塁にインコースのツーシームを叩いて2ラン。「春季大会の都城東戦で外角を右方向に安打していたので、警戒して内角に投げてくると思った。小田川監督が頭を使えといっていたからこそ打てた」と話した。

 次戦は前回大会優勝の二松学舎大付戦(25日・神宮)。小宮は「粘り強く食らいついていきたい」と力を込めた。

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2018年7月21日のニュース