【茨城】常総学院 2年生2人の力で逆転勝ち「3年生の思いを背負っているので」

[ 2018年7月21日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念茨城大会4回戦   常総学院3―2下館工 ( 2018年7月20日    水戸市民 )

<常総学院・下館工>5回から登板し、5回2安打無失点の常総学院・塙
Photo By スポニチ

 2年生が常総学院を救った。右脇腹痛から復帰明けのエース谷田部が初回に2点先制を許す嫌なムード。それでも直後の攻撃で3番・菊田が左越えソロを放って1点返した。2回には7番・手塚が無死一塁から「つないでやろうと思っていたので、入ってびっくり」と公式戦初本塁打の左越え2ラン。2年生2人の力で逆転した。

 「3年生の思いを背負っているので活躍できてうれしい」と手塚。全体練習後に毎日居残りで1時間バットを振り続けた努力が形になった。投げても、5回から登板した2年生の塙が5回2安打無失点の好投で1点差を死守。「リリースポイントを低めにと意識した。自分が頑張って、谷田部さんを万全な状態で甲子園で投げさせてあげたい」と力を込めた。(武田 勇美)

続きを表示

2018年7月21日のニュース