【オリックス1位】東京ガス・山岡 巨人・田口とライバル対決第2章へ

[ 2016年10月20日 18:05 ]

プロ野球ドラフト会議

東京ガス・山岡
Photo By スポニチ

 【山岡泰輔(やまおか・たいすけ)投手 21歳 東京ガス 右投げ左打ち 1メートル72、70キロ】

 小柄ながら最速は152キロに達し、キレのいいスライダーと高速チェンジアップで抑え込む社会人No.1投手だ。山岡の名を一躍全国区にしたのは3年夏の広島大会決勝・広島新庄戦。田口(現巨人)との壮絶な投げ合いの末、延長15回0―0で引き分け。再試合でも1安打15奪三振で完封。地方大会決勝では史上初となる2戦連続、計24イニング無失点の離れ業で甲子園出場を勝ち取った。

 東京ガスではメリハリをつけた投球も身に付けた。「投球術とか観察力が成長した部分だと思う。野球をよく知ることができるというか」と振り返る。

 高校時代のライバル・田口はプロ3年目の今季、巨人でローテを守り、チームトップの10勝をマーク。来季からはライバル対決の第2章が始まる。

 ◆広島県広島市出身。中野東小からソフトボールを始め一貫して投手。瀬野川中では軟式野球部に所属。瀬戸内では1年秋からエース。3年夏の広島大会決勝では広島新庄と延長15回引き分け再試合の末に甲子園出場。東京ガスでは1年目から公式戦に出場。14年の21UW杯、15年アジア選手権でともに日本代表入り。

続きを表示

2016年10月20日のニュース