金本監督“煙幕”サプライズなし「上位おそらく投手」

[ 2016年10月20日 05:55 ]

プロ野球ドラフト会議

金本監督は四藤社長(左)らとともに会議にのぞむ
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 プロ野球のドラフト会議は、20日午後5時から都内のホテルで開かれる。1位指名は創価大・田中正義(22)、桜美林大・佐々木千隼(22)、作新学院・今井達也(18)の3投手に集中する模様で、いずれも競合となる。阪神の金本知憲監督(48)は1位を公表しなかったが、桜美林大・佐々木千の指名が濃厚で、昨年に続いて「神の手」で恋人を射止める構えだ。

 阪神は19日、都内ホテルでスカウト会議を開いた。1位入札は佐々木千が最有力ながら、出席した金本知憲監督(48)は具体的な事柄についてはことごとく明言を避け情報流出を避けるべく「煙幕」を張った。

 「(1位入札選手の決定は)これが、まだ全然なんですね。(絞り込みは)数名。投手でしょうね。おそらく、上位ではね。決まっていないから言えないだけ。悩むというか、みんなで決めることですからね。(サプライズは)無いでしょう」

 監督就任直後に臨んだ1年前とは打って変わって、指揮官の口は重かった。昨年のドラフト前日のスカウト会議後には、ドラフト1位指名した高山を筆頭に5人もの候補選手名を挙げ、冗舌にチームの補強方針を語った。だが今年は違う。報道陣の質問を巧みに交わし続け「面白くないでしょう? 君たちにとって面白いことは、僕たちにとってはマイナスだからね(笑)」。明らかになったことは「上位は投手」ということだけだった。

 4位に終わった今季の戦いぶりから考えれば、補強ポイントは佐々木を筆頭にした即戦力投手。ただ、金本監督と口裏を合わせるかのように、佐野仙好アマ統括スカウトは「明日(20日)、決めたいと思います」の一点張り。四藤慶一郎球団社長も「そういうところ(二者択一)までは、行っている」と話すにとどめた。

 もちろん、根底にある補強方針にブレはない。「将来性という面では今年も変わらない。去年、僕の意向を皆さんが汲んでくれて、将来どれだけ大きくなるかを信じて理解していただいたドラフト。今年もそういう面でね」。昨年に1位指名した高山は球団新人最多安打記録を更新するなど1年目から将来の軸となり得る可能性を示した。2位以下の坂本、望月、青柳、板山も1軍戦力として台頭した。今年も昨年同様、将来のチームを背負って立つ「大木になり得る可能性のある選手」の指名を目指すことに、変わりはない。(惟任 貴信)

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