西武の哲学「甲子園のスター」作新学院・今井獲る!

[ 2016年10月20日 06:08 ]

プロ野球ドラフト会議

スカウト会議を終えた西武・渡辺球団本部シニアディレクターは報道陣の質問を笑顔でかわす
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 西武が今夏の甲子園優勝投手、作新学院・今井を1位指名の最有力候補に挙げたことが分かった。19日、都内のホテルでドラフト会議に向けた前日の会議を開催。渡辺久信SDは「最終的には当日に決めようという結論になった。熟考した結果、1位は2人に絞り込んだ」と説明した。今井と桜美林大・佐々木千を候補に残したものとみられ、最終的には最速152キロの超高校級右腕を指名する可能性が高い。

 渡辺SDは「同じぐらいの評価をしていて、凄い戦力になるであろう投手です」と言葉を続けた。チーム事情を考慮し、方針は即戦力の先発投手を指名することで一致。今井は高校生ながら、1年目から1軍で活躍できる能力があると判断された。地方大会や今夏の甲子園を視察した渡辺SDは「肩と肘の使い方が抜群に柔らかい。体は細いけど体幹が強いので球に力がある」と絶賛。鈴木葉留彦球団本部長も「うちの岸のようなタイプだね」と高く評価する。

 未来のエース候補、そして球界のスター候補としての期待は大きい。渡辺SDには「スターは高校生から生まれる」との持論がある。ましてや、甲子園優勝という実績があればなおさらだ。13年は大阪桐蔭・森、14年には前橋育英・高橋光を1位指名した。ともに夏の甲子園Vの立役者。今井もその系譜を継ぐ「甲子園のスター」だ。

(クリーム&赤2色/) 中日も1位指名する可能性が高く、抽選になった場合は渡辺SDがクジを引く。監督時代、ともに6球団競合となった09年の菊池、10年の大石を引き当てたゴッドハンドの持ち主で、6年ぶりに「勝負パンツ」で験を担ぐ。「大石の時は(早大カラーの)えんじ色のパンツだった。今回は2色用意してある。もちろん新品のやつだよ」。学校のユニホームにちなんで今井であればクリーム色、佐々木千なら赤色だ。「魂を込めて引きますよ!」。利き手の右手で金の卵をつかみ取る。(重光 晋太郎)

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