履正社・寺島「人生が変わる日」黒田引退に刺激

[ 2016年10月20日 05:48 ]

プロ野球ドラフト会議

色紙を手にガッツポーズする履正社の150キロ左腕・寺島(右)と山口の左腕コンビ
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 最速150キロの高校No・1左腕が球界のレジェンドを目指す。ドラフト1位候補に挙がる履正社の寺島成輝投手(3年)は19日、大阪府豊中市内の同校で同上位候補の山口裕次郎投手(3年)とともに会見。「人生が変わる日になると思うので、楽しみです」と率直な心境を明かした。

 クラスメートから希望球団をよく聞かれるという左腕は「どこでもいい」と改めて12球団OKの姿勢を示した。理想に掲げるのは50歳で引退した山本昌(元中日)のように息の長い選手だ。18日には広島の黒田が現役引退を表明。「球界を代表する方が引退される。これから自分たちはそういう世界に入る。すごい方たちに近づくことができたら」と男気右腕の決断に心が奮い立った。

 10年本塁打王のT―岡田(オリックス)、史上初の2年連続トリプルスリーを達成した山田(ヤクルト)らを輩出した履正社だが、投手が指名されれば、同校史上初。山口とともにダブルで指名されれば、これも初めてとなる。背番号は、高校日本代表で背負った11番やボーイズの日本代表で背負った14番を熱望した。

 会議翌日の21日からは中間試験が控えている。数学が得意で、学業成績も優秀だが「そっちの方が気持ち的に嫌ですね」と髪が伸びた頭をかいた。20日はテストの前日で学校は休み。いつもより静かになるキャンパスだが、野球部の仲間とともに運命の瞬間を待つ。(吉仲 博幸)

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