【指名待つ君の名は。5】立正大・黒木 MAX153キロ“2部の星”

[ 2016年10月20日 10:54 ]

立正大の黒木
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 2部とはいえ「戦国東都」。2年連続でドラフト1位の可能性は高い。153キロ右腕の立正大・黒木は今秋リーグ戦、決して万全とは言えない中でも毎試合ネット裏にはスカウトが集結。1位候補としての評価は変わらない。「もっと良くなると思う。なんとか1部に上げて、後輩に良い思いをさせたい」と黒木。

 入学時から2部暮らしが続いているが、1部との実力差は拮抗(きっこう)。黒木が刺激を受けたのは、昨年ドラフト1位でヤクルトに入団した原(東洋大)の存在だった。当時2部だった東洋大で、原は連投につぐ連投をこなしており、昨秋の入れ替え戦でチームを1部へと導いた。「原さんは何試合もずっと1人で投げていて、そういう姿に心打たれた。必死に頑張って投げる人間はやっぱり強い」と話す。

 橘学苑3年時もプロ志望届を提出したが、指名はされなかった。「大学で成長して4年後必ずプロに行く」と決意を固めて4年間を過ごした。今年5月の試合中、走者と交錯して右肩を脱臼。戦列を離れたものの復帰。直球のみならず縦と横のスライダー、さらにカーブも駆使して力任せではない投球ができるようになってきた。現在は1部復帰へ向けた優勝争いの真っただ中。青学大との最終戦を前に迎える運命の日。「2部の星」は吉報を待つ。(松井 いつき)

 ◆黒木 優太(くろき・ゆうた)1994年(平6)8月16日、神奈川県生まれの22歳。小2から野球を始める。日吉台中では港北シニアと軟式野球部。橘学苑1年秋に遊撃手でベンチ入り。2年秋から投手。3年夏は神奈川大会3回戦で東海大相模に敗れた。立正大1年秋からベンチ入り。1メートル79、78キロ。右投げ左打ち。

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