大谷 同学年の正義と面識あり「一緒にやってみたい」

[ 2016年10月20日 05:30 ]

ファンが出迎える中、広島空港に到着した大谷
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 日本ハム・大谷が、同じ94年世代で、20日のドラフト会議で1位指名競合必至の創価大・田中に「共闘」を呼び掛けた。「良い投手。一緒にやってみたい気持ちはもちろんあるし、対戦したいなという気持ちもある」。田中のほかにも同じ「94年世代」の大学生は好投手が多いだけに「同学年の選手が入ってくるのは楽しみ」と心待ちにした。

 大谷は15年オフにレンジャーズ・ダルビッシュとトレーニング中に、田中と偶然に同じジムで会った。最初は田中に敬語で話し掛けられ「同学年だからタメ語でいいよ!何で敬語なん?」と、徐々に交流を深めていった。最速165キロの二刀流と大学No・1右腕。歩んできた道は違うが、「どちらが良くて、どちらが悪いとかはない。僕は大学を経験していないので勉強になることもある」と謙虚に語った。

 大谷は22日の日本シリーズ初戦(マツダ)に先発予定で、この日、チームとともに札幌から空路、広島入り。「神ってる」でブレークした広島・鈴木も同じ94年世代とあって「高卒では数少ない(同学年の)選手。同学年として盛り上げられればいい」とこちらも同世代のトップランナーとして「共闘」を呼び掛けた。(柳原 直之)

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2016年10月20日のニュース